偽善的なホンダの期間従業員、毎月の給料から慈善団体に寄付

ホンダの期間従業員になって「社会貢献」への意識が芽生えた?

全国にあるホンダの工場では数千人単位の期間工が働いていますが、
例えばユニセフや赤十字などの慈善団体に対して、
定期的に寄付をしている人はいるのでしょうか。
恐らく、ほとんどいないのではないかと思われます。

ところが、給料から天引きという形で二つの団体に寄付を続けている、
キレイゴトが大好きな偽善野郎もいるんですよね。
何を隠そう、それは私です(笑)。

 

広告

 

ホンダで期間工になる前は、クロネコヤマトで宅急便の仕分けをしていました。
かなり厳しい肉体労働の割には給料が安くて生活はギリギリ、
精神的なゆとりが持てなかったので、
誰かに寄付をしようなんていう発想は、全くありませんでした。

しかしホンダの埼玉製作所で期間工に採用されてからは、
徐々に生活が安定して来るようになりました。

不思議なもので、経済的なゆとりが生まれると、
「誰かの力になりたい、誰かを支えたい」という想いが
自分の中に芽生えて来ました。

たとえ僅かな金額であっても、
自分が寄付をすることで誰かの命を救えたり、
病気を予防したり治したり、あるいは教育のために役立てるなら、
それはすごく意義のあることなんじゃないかと。

 

ホンダの期間従業員になる前の私と、現在の私の違い

 

以前、私が働いていたクロネコヤマトの仕分けセンター(ベース)の隣には
全ての従業員が頻繁に利用するコンビニがあったのですが、
東日本大震災の時に設置されていた募金箱ですら
たったの数百円だか数千円しか集まらなかった記憶があります。

毎日何千人もの利用客がいるはずなのに、です。
それくらい、みんなサイフも心も貧しかったんですね。

私自身はそんな自分を恥ずかしく、そして情けなく思っていました。
もうちょっと世の中に役立ちたいのに、自分のことで精一杯の状況を。
でも、今は違います。

寄付するようになって1年半ほどになりますが、
何と言うか、気分がいいです。

「とある大企業の労働力になっている」とか「税金を収めている」とか、
そういうことだけじゃなくて、
私が働いて稼いだお金が、地球のどこかで生存すら脅かされている人や、
教育の機会を奪われていた人たちに役立っている、
という充実感。

この偽善者め!

と批判されてしまうかも知れませんし、
私自身、「やっぱり自己満足に過ぎないのかなあ、偽善なのかなあ」と
思ってしまうこともあります。今でも。

でも「やらない善より、やる偽善」だと考え直し、
今月も来月も、恐らくは来年も再来年も、寄付を続けるつもりです。

 

広告

 

「奪う側の貧しさ」と「与える側の豊かさ」

 

ホンダで働き始めたから慈善団体に寄付をするようになった、
と書きましたが、最大のきっかけとなったのは、
もしかすると、同期におかしなヤツがいたからかも知れません。

そのおかしなヤツであるところのタカハシ(仮名)は同じ寮の住人でもあったのですが、
とにかく盗癖がひどかったのです。

タカハシによって私のお気に入りだったボディーソープや、
洗剤を盗まれたことは過去の記事にも書きましたが、
勤務先であるホンダの工場でも、ちょこちょこ盗みを働いていました。

例えばトイレットペーパーだったり、軍手だったり、テープだったり。
そんな数十円、数百円レベルの品物です。

一度「そういうことは止めた方がいいんじゃないか」と諭したんですが
「誰も見てねえし、もらっとかないと損だ」というのがタカハシの言い分。

では、タカハシは「トク」をしているのか?豊かなのか?
と言えば、彼はいつもお金に困っており、貧しいままでした。

要は、盗む=「奪う」ことばかり考えている限り、
「俺は貧しい」という自己認識から永遠に逃れられないと思うのです。
トクしているようで「自分のプライド」を失っているという、
お金には換えられない損失が発生していますしね。

でも、たとえ僅かな金額であったとしても
「与えられる側」になれたら?

「俺は誰かの役に立てている」という自己肯定感が強まり、
経済的なゆとりも増えるという好循環が生まれるんじゃないか。
ある時、そんな風に考えて寄付を始めました。

なので、偉大な反面教師となってくれたタカハシには、
一種の憐れみを感じるだけでなく、感謝もしています。

 

広告

 

偽善的なホンダ期間工である私が、寄付している団体とは

 

さて、いざ「どこかに寄付をしよう」と思っても、
どの団体に寄付をしたらいいのか、判断に迷いますよね。

中には収支が不透明というか、うさん臭い団体も多々あるようです。
盛んに広告を打ち、募金を集めておきながら、
地下が異様に高い東京にビルを建てたり、
職員に高い給料を払ったりしている団体もありますし。

せっかく寄付したお金を無駄に使われてしまうのは、
こちらとしても納得が行きません。

出来れば1円でも多く、世界中の「本当に困っている人」のために
「正しく」使われて欲しいというのが願い。

で、自分なりに色々と検討してみた結果、
とりあえず二つの有名な団体に落ち着きました。

「国境なき医師団」と「プランインターナショナル」です。

後者は、以前は「プラン・ジャパン」と呼ばれていましたが、改称しましたね。

それぞれの団体の公式サイトで活動の様子を眺めたり、
定期的に送られて来る会報を呼んだりすると、
「大した金額ではないけど、寄付をしてて良かった」
と思えます。

以上、偽善的なホンダ期間工のひとりごとでした。

 

広告

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

広告

最近の投稿

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。